「住宅省エネルギー技術 設計者」の講習会に行ってきました。
省エネ基準の義務化に向けた(2020年までに段階的に実施)取り組みの一つ。
「住宅省エネルギー技術 施工技術者」の講習内容と重なる部分が多かったのですが、
この法律改正の目玉である、一次エネルギー消費量基準についての内容がとっても面白かったです。
算定プログラムの使い方など実務的な解説の端々に顔を出す
データの配列がとっても参考になりました。
このプログラムを使うと、
建物ごと個別にエネルギーの消費効率を検討することができます。
例えば、
ガス給湯器と、電気温水器では
どちらがエネルギーを消費するか、などを検討できたりするんです。
これがですね、けっこう世間の感覚とズレてるんですよね。
料金とか、補助金あります、お得です、とかヌキにして、
エネルギーの消費量(単位:MJ)というシンプルな軸で比較することで、
社会の動きとか政策などのモクロミが見えてきます。
自分が何にエネルギーを消費しているのかを知ることは、
効率のよい省エネの方法を選択するのに役立ちます。
そういったことをこのブログを通じて
少しお話してみたいと思います。
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